新庄市 (Shinjō Shi)
江戸時代は新庄藩が置かれ、戸沢氏6万石の城下町であった. 一方で羽州街道の宿場町でもあり、市南部の本合海集落は最上川水運の主要積出港であった. 磐根街道が開削される明治時代初頭までは庄内町清川まで道路がなかったため、本合海河港からの舟運が唯一の交通手段であった.
雪深い地域に属し、雪害救済運動発祥の地でもある. そのため「独立行政法人防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター新庄支所」が置かれ雪氷防災実験棟で雪崩の発生メカニズムの解明などが行われており、「雪の里情報館」という雪についての学習施設がある. 豪雪地域で四方の山に囲まれた土地であるため日本一日照時間が短い町(市町村単位で)とされている.
また山形新幹線の終着駅である新庄駅があり、最上地方の中心都市としての役割を担う. 近年では、最上地方の自治体として自然と人間の共生を主題に「最上エコポリス構想」が推進されている.
このほか岩手県遠野市と並ぶ東北地方随一の民話の宝庫としても知られ多くの民話の語り部による民話の伝承、記録が盛んに行われており毎年「みちのく民話まつり」が開催される.
近年では早稲田大学や玉川大学のバイオマス研究施設、山形大学の自然に関する教育研究活動や講座を行う「エリアキャンパスもがみ」が開設されるなど研究施設の進出も行われている.
地図 - 新庄市 (Shinjō Shi)
地図
国 - 日本
日本の国旗 |
全長3500キロメートル以上にわたる国土は、主に日本列島 および千島列島・南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などの弧状列島により構成され 、大部分が温帯に属するが、北部や島嶼部では亜寒帯や熱帯の地域がある. 地形は起伏に富み、火山地・丘陵を含む山地の面積は国土の約75%を占め 、沿岸の平野部に人口が集中している. 国内には行政区分として47の都道府県があり、日本人(大和民族・琉球民族・アイヌ民族 ・外国系の人々)と外国人が居住し、日本語を通用する.